こんにちは(@aragasegi)です。今回は僕の元メインと、現メインの取引所を比較してみました。
今回の比較対象はビットフライヤーとビットバンク。どちらも、有名な仮想通貨取引所です。
さて、あなたにはどちらの仮想通貨取引所を利用したいと思いますか?
どちらも捨てがたいと思うのであれば、この記事でハッキリ白黒を付けてしまいましょう!
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どっちが良い取引所(販売所)なの?
- 販売所or取引所?
- 取り引きできる仮想通貨の多さ
- 各仮想通貨の取引手数料・スプレッド
- クレカ購入の有無・入金・出金手数料
- 資本金の多さ
- サーバー負荷の対応
- セキュリティ対策
- スマホでの使いやすさ
- 独自サービスについて
- 口座開設後の本人確認の早さ
僕の主観から語ると上記10個が取引所の比較で使える項目だと感じています。
2つの業者は販売所or取引所のどっち?
ビットフライヤーはほぼ販売所で、取引所として機能する仮想通貨はビットコインとイーサリアムだけ。
ビットバンクは取引所としてのみ機能しており、全ての仮想通貨が取引板で購入・売却されています。
販売所と取引所のメリット・デメリット
販売所は早い、確実、簡単に仮想通貨が買える反面、業者側の言い値で購入・売却しなければいけません。
取引所は購入者と売却者がいて、お互いが納得する値段で売り買いが成立します。
すぐに手放したい時に手放せず、また購入したい時に購入できないなどのジレンマに陥ることもあります。
ただし、総合的な購入・売却費用は取引所のほうが安くなりますね。その理由は後にわかります。
取り引きできる仮想通貨の多さ
ビットフライヤー | ビットバンク | |
取引所 |
|
|
販売所 |
|
なし |
仮想通貨の銘柄の多さだけならビットフライヤーですが、全て販売所なのが気になる部分。
さて、次からは販売所が「なぜ気になるのか」という、僕の意見が反映されていく部分へ突入します。
各仮想通貨の取引手数料・スプレッドについて
ビットフライヤー | ビットバンク | |
購入手数料 | 0%~0.15% | 0% |
売却手数料 | 0%~0.15% | 0% |
スプレッド | 変動 | 変動 |
ビットバンクの大きなメリットとして2018年6月30日まで全取引手数料が無料な点です。
1月下旬くらいからビットバンクが盛り上がったのも、売買手数料が0円だったからなんですよねー。
さて、次は販売所と取引所の大きな違いを示すスプレッド差を提示してみましょう。
ビットフライヤーとビットバンクのモナコインを比較
※表は2018年3月21日の数値
購入 | 売却 | スプレッド差 | |
ビットフライヤー | 476.992 | 434.328 | 42.664 |
ビットバンク | 433.047 | 433.403 | 0.356 |
どっちが売買をしたら差額が少ないか、というのは一目瞭然ですよね!?
例え、ビットバンクに売買手数料が復活しても、1円~2円の手数料しか取られません。
しかし、ビットフライヤーの場合は売買手数料0円でも、スプレッド差が開きすぎなのでユーザーは利益を得にくい仕組みになっています。
これが、僕がこの記事内で度々話題にしていた「販売所の強烈なデメリット」の正体です。
だから、僕はビットバンクを利用しているわけですね!
入金・出金の手数料とクレカ購入情報
クレカ購入はビットフライヤーでできましたが、今は停止中。今後も復旧されることはないでしょう。
手数料関連は少々煩雑なので、別々で表にまとめてみました。
ビットフライヤーの手数料一覧
種類 | 金額 |
日本円の入金 | |
銀行振込 | 0円~648円(利用銀行で変化) |
クイック入金 | 324円 |
日本円の出金 | |
三井住友銀行の場合 | 216円(3万円未満) |
432円(3万円以上) | |
三井住友銀行以外 | 540円(3万円未満) |
756円(3万円以上) | |
仮想通貨の入金 | |
全通貨 | 無料 |
仮想通貨の送金 | |
ビットコイン | 0.0004 BTC |
イーサリアム | 0.005 ETH |
イーサリアムクラシック | 0.005 ETH |
ライトコイン | 0.001 LTC |
ビットコインキャッシュ | 0.0002 BCH |
モナコイン | 無料 |
リスク | 0.1 LSK |
ビットバンクの手数料一覧
種類 | 金額 |
日本円入金 | |
銀行振込 | 各銀行の手数料による |
出金・送金関連 | |
日本円 | 540円(3万円未満) |
756円(3万円以上) | |
仮想通貨の入金 | |
全通貨 | 無料 |
仮想通貨の送金 | |
ビットコイン | 0.001 BTC |
イーサリアム | 0.005 ETH |
リップル | 0.15 XRP |
モナコイン | 0.001 MONA |
ライトコイン | 0.001 LTC |
ビットコインキャッシュ | 0.001 BCC |
ビットバンクの情報が変わっていないということも考えられますが、通貨によってはビットフライヤーよりも高め。
ビットフライヤーは送金関連を改訂したので、そろそろビットバンクも新しい送金表に改訂すべきでしょう。
独自サービスについて
ビットバンクにはありませんが、ビットフライヤーには独自のサービスがあります。

簡単に言うと「ポイントサイトのビットコイン版」と言える内容ですね!
あなたが利用したいサービスを利用し承認されたら、あなたのビットフライヤーにビットコインが振り込まれます。
さらに案件は無数にあるので、何個でもあなたは案件を利用してビットコインをGetできます。
ただし、金額の高いサービス(クレカ系)は各案件1回限りな点に注意してくださいね。
資本金の多さ
- ビットフライヤー:41 億 238 万円(資本準備金含)
- ビットバンク:11億3,100万円(資本準備金含)
ビットフライヤーが圧勝。資本金の多さは、会社の安定運営にも関わってくる部分です。
資本金が多いほど、コインの流出事件などの補填が速やかに行われたり、全額弁済される期待が持てる点を覚えておきましょう。
基本的に資本金は多ければ多いほど良い、と思ってください。
サーバー負荷の対応
ビットフライヤーは2018年2月下旬くらいから徐々に怪しい雰囲気が漂っており、サーバー負荷対策を急ピッチで進めています。
一方、ビットバンクはサーバー負荷に関する問題は、今のところ一切見当たりません。非常にスムーズな運営をしていますよ。
セキュリティ対策
コインチェックのネム流出時に、真っ先に自社のセキュリティ状況を告知したのがビットバンクでした。
ビットバンクはスピーディーに対応したことで、ユーザーからも安心と信頼を得るようになりましたね。
実際、セキュリティはオンライン・オフラインで切り分け、オンラインは自社資産のみ残しています。
ビットバンクのブログではマルチシグに対応・非対応なども載せていたので、気になれば覗いてみましょう。
ビットフライヤーも同様に、セキュリティテスト、ビットバンクと似た資産管理。
また、ビットフライヤーの社長は、このようなツイートをしています。
bitFlyerはセキュリティで世界一と評価されました。https://t.co/JmhB5jv6AU pic.twitter.com/D4LeRUicPa
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) 2018年2月3日
このようにビットフライヤーも、ビットバンクもセキュリティ面は、非常に力を入れている業者であると言えるでしょう。
スマホでの使いやすさ
ビットフライヤーにはアプリがあり、ビットバンクにはアプリがありません。
しかし、スマホでの使いやすさという面では、僕は優劣を付けられないと感じています。理由は画像を見たほうが早いでしょう。
ビットフライヤーのスマホアプリ画面

ビットバンクのスマホ画面

わかりますよね、この悩み。
どっちも良いレイアウトをしており、スマホでの操作性は文句が付けられないんですよ!
口座開設後の本人確認ハガキの早さ
ビットフライヤー、ビットバンクともに3日、4日で本人確認ハガキがきましたね。
2018年3月にこの記事を書いているので、今ならもっと早く本人確認ハガキは届くでしょう。
まとめ
- 簡単に買いたい
- 安く買いたい
- スマホで使いやすい
- 振込手数料が安いほうが良い
- 独自のサービスが欲しい
- サーバー負荷はしっかりと
- 仮想通貨の銘柄に魅力があるか
この辺りが今回のビットフライヤーと、ビットバンクで選ぶ際に比較される部分のまとめですね。
高くても手軽に買いたくて、独自のサービスがあるならビットフライヤーを。
少し難しくても安く、サーバー負荷がしっかりし、長期保持より短期トレードをしっていきたいならビットバンクを。
あなたがどちらに当てはまるかで、口座開設する取引所が決まるでしょう。
しかし、あなたが長く仮想通貨の世界に留まると、必ず感じてしまうことがあります。
それは何度も記事で話題にしている販売所の「価格差」ですね。
だから、あなたが今後も仮想通貨の世界に長く身を置く気があれば、どちらかだけではなく両方の口座をつくるのがおすすめです。